タクシードライバーからポーカーで億万長者に

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私は小さな田舎町で生まれ、25歳で上京しました。東京の大学で土木工学を専攻しましたが、妻と娘という養うべき家族がいたこともあり、当時は生活費に困っていました。そのため、ウェイター、塗装業、タクシードライバーなどの仕事でお金を稼ぐ必要がありました。しかし2002年に自分のタクシー事業をなんとか立ち上げることができ、車を3台購入し、その後私にとって特別なものとなる、ある趣味を始めました。当時の私は39歳と非常にスタートが遅かったのですが、自由な時間があってやる気に燃えていた私は、ポーカーを学び始めたのです。

2014年8月、私はジャパンポーカーツアーフェスティバルのシニアイベントで優勝し、その1週間後にはメインイベントで1,785人中3位に入り、80万ドルを獲得しました。また、地元のポーカー大会でも決勝のテーブルに進み、6位に入りました。そしてプラハで行われたポーカーツアーで3度目の決勝進出を果たし、この大会を制して35万ドルを獲得しました。

ラスベガスで行われたメインイベントでは、3分の1以上のチップを持った状態で決勝のテーブルに駒を進めました。この決勝戦の300ハンド目、中国のプロプレイヤーとの一騎打ちになった私は、相手の8と4の手札に対して2ペアで勝利しました。相手は4枚目でチェックからオールインでレイズし、私は即コールしました。このリバーで相手の手札が良くなることはありませんでした。私は55歳にして自身最後の大会を勝利で飾り、150万ドルを獲得して億万長者になりました。 

ポーカーで1試合勝つことと、勝ちを重ねることには違いがあります。運の要素が絡んでくれば、スキルレベルはあまり関係なくなります。優れたスキルを持っていても、運はコントロールできません。しかし、運をガイドすることはできます。たとえば、オンラインのウェブサイトで低額のリミットポーカーをプレイしていて、Aが2枚手札に来たとしましょう。これは間違いなく望みうる最高のスタートハンドです。

こうなるとフロップの前が最も勝率が高いわけです。最終コールまでに自分の手札を有利な状態に保つため、フロップ前に何人かのプレイヤーをフォールドさせるのがベストです。同様に、KまたはQが2枚揃っているときもレイズすべきです。当然ながら、リミットポーカーではレイズしても多くのプレイヤーが下りてくれるとは限りませんが、この時点での最善手はこれに限るのです。もしスリーベットの状態になったら、再びレイズする必要があります。ただしこれには1つ問題があります。このハンドがショーダウンまで進んだ場合、レイズした意図が明らかになるため、その後の動きを予測されやすくなってしまうのです。